手順 2

5.屋根板パーツを組立て、接着します。

手順2屋根板パーツを乗せてみます。まだ接着はしません。
きつくて入らない場合はボディに合うまで屋根板を削ります。このとき、削りすぎないように少し削ってはボディにあてがってみましょう。うまく入れば成功です。
ボディに接着しましょう。もし、削りすぎてスキマができてしまっても、とりあえずそのまま接着してください。屋根板に屋上機器パーツ(クーラーやベンチレータなど)を取り付けるのに穴をあける必要がある場合は、接着する前に、ピンバイスとドリル刃を使って開口しておくとよいでしょう。

 

6.合わせ目をサンドペーパーで消します。

ここまで組み立てると車輛のおおよその形が見えてきますね。
でも、本物の車輛にはない何かがあります。「合わせ目」といって、初めにボディをL字、ロの字に接着した時の線がそれです。これはそのままにしておいて塗装してしまうと格好が悪いので、サンドペーパーを使って消しましょう。
もし、合わせ目にスキマがある時は、瞬間接着剤を盛り付けるように使って見ましょう。
完全に固まったらサンドペーパーで不要に盛り上がった部分を削ります。
サンドペーパーは削る箇所によって使いやすい大きさに切るとよいでしょう。
くどいようですがサンドペーパーの作業は根気が決め手です。がんばりましょう。

 

7.消した合わせ目の確認は、グレーのスプレーで。

合わせ目がきれいに消せているかを確認するには、GMスプレーのグレー(9や14)を吹き付けてみると良いでしょう。
塗装する前に、ボディ全体を中性洗剤で洗浄(組み立て時の手の油分がボディに付いていると、塗装した時に色がはじけてしまいます)し、乾かすのが原則です。
塗装は確認したい所だけに吹くのではなく、ボディ全体に薄く行うのがコツです。
うまく消えていないようなら、再びサンドペーパーを使って削ります。
とにもかくにも根気です。でも、気合が入りすぎて削りすぎないように気をつけましょう。

 

8.車体色の塗装は、明るい色、細かな部分から。

何度か削り、灰色塗装を繰り返して、ようやく傷の無いきれいな車体ができあがったら、いよいよ車体色の塗装をします。
その前に、下地を整えるためにもう一度だけ灰色をスプレーしましょう。灰色が完全に乾いたら、車体色の明るい色から順に塗装します。
細長い帯がある車輛の場合は、色の明暗にかかわらず帯の色から塗装します。
スプレー塗装のコツは後ほど解説しますが、とりあえずは一度に塗ろうとせずに、1色につき5回に分けて少しずつスプレーすることを覚えましょう。 1回ごとに完全に乾燥させるのもきれいに塗装するためのコツです。